俺のことずっと好きでいろよ
◇
そして次の日…
翔希はまた朝出るときは布団の中にいて…
珍しく母さんも心配そうだった。
「あんたならわかるんだけど…翔希がああいうの…珍しい…なんかあったのかしら…?」
「俺ならわかるってのもひどいけどな。」
「あら、そうでしょ?」
2人で笑いながらも…
やっぱりなんか翔希がおかしいことは2人ともなんとなく心の奥では引っかかってたに違いなかった。
俺はその日、練習終わりにみのりと一緒にうちの家まで帰ってきたとき、翔希が泣きそうな顔で、家から走り去っていったのを見て、やっぱりなんかあるんだと確信した。
ジャージ姿だったから今からランニングに出たのに違いない。
けど、アイツ…泣いてた…
「おい。みのり。」
「はい。」
「翔希がランニングから帰ってきたら…俺どうしたらいい?」
みのりも翔希の泣き顔見てるはずで…
けど…みのりの顔を見て…落ち着いてるなと思った。
こういうとき…みのりはいつも落ち着いてる。
みのり見たら安心する…
そして次の日…
翔希はまた朝出るときは布団の中にいて…
珍しく母さんも心配そうだった。
「あんたならわかるんだけど…翔希がああいうの…珍しい…なんかあったのかしら…?」
「俺ならわかるってのもひどいけどな。」
「あら、そうでしょ?」
2人で笑いながらも…
やっぱりなんか翔希がおかしいことは2人ともなんとなく心の奥では引っかかってたに違いなかった。
俺はその日、練習終わりにみのりと一緒にうちの家まで帰ってきたとき、翔希が泣きそうな顔で、家から走り去っていったのを見て、やっぱりなんかあるんだと確信した。
ジャージ姿だったから今からランニングに出たのに違いない。
けど、アイツ…泣いてた…
「おい。みのり。」
「はい。」
「翔希がランニングから帰ってきたら…俺どうしたらいい?」
みのりも翔希の泣き顔見てるはずで…
けど…みのりの顔を見て…落ち着いてるなと思った。
こういうとき…みのりはいつも落ち着いてる。
みのり見たら安心する…