俺のことずっと好きでいろよ
「正直に話しする。で、聞いてあげる。寂しい理由。」

「おまえは?」

いてほしい。
俺のそばに…

「わたしはいつも琉希くんのとなりにいる。」

みのりの優しい顔が俺を落ち着けた。

よし…
アイツと向き合おう。
で、何があったか聞こう。


俺たちはそのままリビングにいた。

翔希は結構長いこと帰ってこなかったけど…待った。

俺はソワソワしながらみのりにあったかいココアを入れさせて…
翔希の分も…もちろん…


そしたら、一時間ほど経って翔希が戻ってきた。

「あー。みのりちゃん。来てたの?」

俺は最初リビングの奥にいた。
みのりが玄関からリビングに続く扉を開けたのだ。

「うん。今日練習見にいってたの。」

「そう。琉希は?」

「いるよ。」

翔希がリビングに入ってきた。
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