俺のことずっと好きでいろよ
「そのかわり学校の門出た時から手繋ぐぞ。」

「え?」

明らかにいやそうな顔…

何がいやなんだよ。ったく…

「嫌なら行かねーし。」

プイッて横向く俺。

「わかりました。つなぎます…」

「ばーか。」

も一回、ピンっておでこはじいてやった。

俺ってほんとに…独占欲強いんだなー。

いつもみのりは俺のだってみんなに言いたい!
ただそれだけなんだ…。

だって俺のだし…
絶対離さねーし…

みのりの困った顔…見ながら…ムスッとして俺はもう一回みのりの弁当箱から卵焼きをザクッと取り上げて口に入れた。

みのりが困ってたって…俺は手つなぎてーんだよ。


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