俺のことずっと好きでいろよ
「もう…おまえ…その顔…他のやつの前ですんなよ。」
「え?」
久しぶりにキスして…嬉しくて、ドキドキしてるわたしの手をいっそギュッて握って琉希くんは言った。
「だからぁ…俺の前でしか笑うな。」
「えっ…それは無理かも…」
「ダメ。」
「けど…笑っちゃうときあるし…」
「許さねー。笑ったら、手繋いでやんねーし。」
「ウソ。そんなんひどい。」
「ひどいと思うなら笑うな。」
そんな楽しい?会話しながら…
一緒に入れることが嬉しくて…
わたしたちはゆっくりと暗くなるまで河原を歩いた。