俺のことずっと好きでいろよ


その日、俺は練習終わってから、みのりの家に行ってみた。

夏休み前でもうテストも終わってるし学校はほとんどなくて、明日で終わり。

昼からずっと練習で、昨日も茉祐子と話してたから遅くなってたし、結構きつかったけど、みのりに電話もできてないし、やっぱり北郷とのうわさがきになってどうしても会っておきたかった。

夜でもあっちーな。

みのりの家に向かって歩きながら、額の汗を手の甲でぬぐう。

歩きなれた道…
次の角をまがったらみのりの家が見える。

それで曲がったところで…

俺は信じられないものを見た。


え…?
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