俺のことずっと好きでいろよ
9.わたしたちどうなるの? ~みのりside
なんかほんとにどうしたらいいかわからなくなってきた…
あれから琉希くんからの連絡がない。
『明日さあ。俺…電話できねーかもしれんわ。』
そう言われたときから…
次の日、部活が終わってからうちに飛び込んできたのは輝だった。
遅い時間なのに…
晴斗は一緒に帰ってきたけど、家に帰るなり、風呂へ直行していた。
輝は玄関先でわたしと話したそうだったので、最初とりとめもない話をしていたけど…
突然こう言った。
「今日、校門の前でさ。今宮さん待ってた女の人がいて、一緒に帰ってったよ。」
「え?」
「それがさ。この間夏のベスト4のときにバスで今宮さん呼び止めた人だった。」
「そ…そう…。」
焦ってるのを悟られないようにしなきゃと思った。
輝は小さいころから知ってる晴斗と双子みたいに思ってるわたしの弟のような存在。
この子には焦ってるとこ、見せるわけにはいかない。
「いいの?ほおっておいて。」
「うん。大丈夫だよ。」
「そう?けど…」
輝は何かいいたそうにわたしの腕をつかんだけど、すぐに離した。
「いや、いいよ。」
あれから琉希くんからの連絡がない。
『明日さあ。俺…電話できねーかもしれんわ。』
そう言われたときから…
次の日、部活が終わってからうちに飛び込んできたのは輝だった。
遅い時間なのに…
晴斗は一緒に帰ってきたけど、家に帰るなり、風呂へ直行していた。
輝は玄関先でわたしと話したそうだったので、最初とりとめもない話をしていたけど…
突然こう言った。
「今日、校門の前でさ。今宮さん待ってた女の人がいて、一緒に帰ってったよ。」
「え?」
「それがさ。この間夏のベスト4のときにバスで今宮さん呼び止めた人だった。」
「そ…そう…。」
焦ってるのを悟られないようにしなきゃと思った。
輝は小さいころから知ってる晴斗と双子みたいに思ってるわたしの弟のような存在。
この子には焦ってるとこ、見せるわけにはいかない。
「いいの?ほおっておいて。」
「うん。大丈夫だよ。」
「そう?けど…」
輝は何かいいたそうにわたしの腕をつかんだけど、すぐに離した。
「いや、いいよ。」