俺のことずっと好きでいろよ
「まちがいなくモテてる子が何いってるの?」

輝を見たらぷーってほほをふくらませた。

「だから、俺はモテても、全部振ってるから。一途なの。」

「はいはい。」

「モテたくなんかねーし。ほんとはひとりだけだよ。モテたいのは。」

好きな子のことか…?
片思いなのかな?

「告ればいいじゃん。その子に。」

「は?」

真っ赤になる輝。

「大丈夫じゃない?輝なら。顔いいくせにいい子だし。一途なんでしょ?じゃぁうまくいくかもよ?」

「は、ばっかじゃねーの?」

ツンってひじをつついてみる。
イジメるの楽しい。

「やめろって。」

輝いじめるの楽しい。

なんか昔みたい…

そう思いながら楽しく登校した、本日だった。
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