俺のことずっと好きでいろよ
◇
「おい。おいバカ女。」
「いたっ…何?」
また後ろの席から髪を引っ張る今宮くん。
もうなんだか恒例になりつつある…。
「お前テストどうだったんだよ。」
「どうって…まあ…普通…」
高校はじめての中間テストが終わった。
わたしはまあ平均点ってところ。
ごく普通…
「見せろよ。点数表。」
帰ってきたテストの点を一覧にして提出しないといけなくて、いまそれをホームルームで書かされているところだった。
後ろを向いて、わたしの点数表を見せた。
と、同時に今宮くんのも見たら…
見事に2人ともおんなじくらいの…点数…
「ふうん…お前頭良ければ期末は教えてもらおうと思ったのによ…これじゃあ教えてもらうもんねーな。いいわ。」
そしてひょいと点数表を返された。
ウソ…
今のって一緒に勉強できるチャンスだったんじゃ…?
なんでぇ~
なんでわたし頭良くなかったんだろー
「はやく前向けよ。担任そのうち怒るぞ。」
わたしは仕方なく前を向くも…どうにかして期末一緒に勉強できたらってそればっか考えてた。
例えばわたしがもっとバカになって逆に教えてもらうとか?
いや…それはそれでイタイ女だよ…
そしたら、担任がギョッとするようなことを言い出した。
「おい。おいバカ女。」
「いたっ…何?」
また後ろの席から髪を引っ張る今宮くん。
もうなんだか恒例になりつつある…。
「お前テストどうだったんだよ。」
「どうって…まあ…普通…」
高校はじめての中間テストが終わった。
わたしはまあ平均点ってところ。
ごく普通…
「見せろよ。点数表。」
帰ってきたテストの点を一覧にして提出しないといけなくて、いまそれをホームルームで書かされているところだった。
後ろを向いて、わたしの点数表を見せた。
と、同時に今宮くんのも見たら…
見事に2人ともおんなじくらいの…点数…
「ふうん…お前頭良ければ期末は教えてもらおうと思ったのによ…これじゃあ教えてもらうもんねーな。いいわ。」
そしてひょいと点数表を返された。
ウソ…
今のって一緒に勉強できるチャンスだったんじゃ…?
なんでぇ~
なんでわたし頭良くなかったんだろー
「はやく前向けよ。担任そのうち怒るぞ。」
わたしは仕方なく前を向くも…どうにかして期末一緒に勉強できたらってそればっか考えてた。
例えばわたしがもっとバカになって逆に教えてもらうとか?
いや…それはそれでイタイ女だよ…
そしたら、担任がギョッとするようなことを言い出した。