俺のことずっと好きでいろよ


「いらっしゃいませ~」

必死でがんばるバイト。

そしたら琉希くんのことを忘れてられる気がした。

もうずっと連絡ないし、今すでに夏合宿に出ている。

ただでさえ連絡できないのはわかってても、その前から連絡ないし。
やっぱりわたしはもう飽きられたのかもしれない。
それでも仕方ないなぁって思う。

もともとわたしだけが好きだったんだし…。

けど…
けど…
好きはやめられるわけなくて…

それで考えたくなくなって、バイトに全力をそそぐ…

「みのりちゃんがんばってるよね~。」

「ほんとすごいよ。」

「急にたのんだのにごめんね。ほんと。」

「ありがとうございます。」
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