俺のことずっと好きでいろよ
「点数表書けたかー?書けたら後ろから回せ~。席替えすっぞー。」

え?
なんて?
席替え?

こんないい席…替えるの?

けど、反論できるわけもなく、気づけばくじを引かされ、わたしは今度は窓際の後ろから2番目の席になった。

それで見回すと…今宮くんは…
廊下側の真ん中くらいにいる…

あー…離れちゃったじゃん…
ショックすぎる…

LINEも知らないし…これから先どうやって話したら…?

「青山さん。よろしく。」

どよんとして新しい席に座ってたら、後ろから声が…

「あ、よろしく…」

振り向いて応えると、仲上くんが座ってた。
仲上くんって今宮くんと仲良い人だ。

「どうしたの?なんか体調悪い?」

「え?」

「いやなんかしんどそうに見えて…」

「いや大丈夫だよ。全然。」

「そう?」

「うん。」

今宮くんと離れてショックすぎてズンってなってるだけだし…とはいえない…

あー…ほんと…ショックすぎるよ…
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