俺のことずっと好きでいろよ
◇
「驚いたわ。茉祐子とおんなじバイト先とか…」
そのあと、川原を歩きながら琉希くんがボソッと言った。
「わたし、全然知らなかった…」
そういえば名前聞いてなかったなと思う。
苗字しか…
「明日からやりにくい?」
心配そうに琉希くんが聞く。
「あ、それは…今日で最後だったから…大丈夫。」
明日から骨折していた子が戻ってくるのだ。
「そ。ならいいや。」
「けど…よかったかも。」
「何が?」
琉希くんは?な顔。
「長谷川さんに会えて。」
「は?そう?」
「うん。なんかわたし的に…スッキリしたというか…」
そうだ。
なんとなくモヤモヤしてたのが晴れた気がする。
なんだろう?
そうだ。
わたしの琉希くんへの気持ちをちゃんと言えたこと…
だからこんなにスッキリしてる。
長谷川さんはまだ琉希くんのこと…好きなのだ。
今思えば…
けど…
わたしの琉希くんへの想いは誰にも負けないし…
それをきちんと伝えられたから…
だから…長谷川さんには負けない…
そんな自信がついた。
「なんかわかんねーけど…よかったならいいや。」
「うん。」
「それよりさ。明後日OFFだからどこいこっか…」
「え。そうなの?じゃあねー…」
「驚いたわ。茉祐子とおんなじバイト先とか…」
そのあと、川原を歩きながら琉希くんがボソッと言った。
「わたし、全然知らなかった…」
そういえば名前聞いてなかったなと思う。
苗字しか…
「明日からやりにくい?」
心配そうに琉希くんが聞く。
「あ、それは…今日で最後だったから…大丈夫。」
明日から骨折していた子が戻ってくるのだ。
「そ。ならいいや。」
「けど…よかったかも。」
「何が?」
琉希くんは?な顔。
「長谷川さんに会えて。」
「は?そう?」
「うん。なんかわたし的に…スッキリしたというか…」
そうだ。
なんとなくモヤモヤしてたのが晴れた気がする。
なんだろう?
そうだ。
わたしの琉希くんへの気持ちをちゃんと言えたこと…
だからこんなにスッキリしてる。
長谷川さんはまだ琉希くんのこと…好きなのだ。
今思えば…
けど…
わたしの琉希くんへの想いは誰にも負けないし…
それをきちんと伝えられたから…
だから…長谷川さんには負けない…
そんな自信がついた。
「なんかわかんねーけど…よかったならいいや。」
「うん。」
「それよりさ。明後日OFFだからどこいこっか…」
「え。そうなの?じゃあねー…」