俺のことずっと好きでいろよ
◇
『今日時間ある?』
もう限界だ…
野球部入ることになって、慎太郎には
「お前は野球やってるほうがいいよ。」
って快くクラスを送り出され、アスリートクラスに転入した。
俺は4組で、慎太郎もみのりも8組。
同じフロアではあるけど、遠い…
だいたいLINEせっかく教えてやったのに、全く連絡してこねぇ…
何考えてんだアイツ…
「なになに?彼女?」
咲也とは同じクラスになって、ほとんど毎日一緒にいるようになった。
会えないことにたまりかねてLINEしてたら、咲也が俺のスマホを覗き込んだ。
「彼女じゃねーけど…」
「じゃ…彼女候補?」
「ん…よくわかんねー。けど…」
「琉希ならいくらでも候補くらいいんだろ?」
「まぁ…そうなんだけど…」
『今日時間ある?』
もう限界だ…
野球部入ることになって、慎太郎には
「お前は野球やってるほうがいいよ。」
って快くクラスを送り出され、アスリートクラスに転入した。
俺は4組で、慎太郎もみのりも8組。
同じフロアではあるけど、遠い…
だいたいLINEせっかく教えてやったのに、全く連絡してこねぇ…
何考えてんだアイツ…
「なになに?彼女?」
咲也とは同じクラスになって、ほとんど毎日一緒にいるようになった。
会えないことにたまりかねてLINEしてたら、咲也が俺のスマホを覗き込んだ。
「彼女じゃねーけど…」
「じゃ…彼女候補?」
「ん…よくわかんねー。けど…」
「琉希ならいくらでも候補くらいいんだろ?」
「まぁ…そうなんだけど…」