俺のことずっと好きでいろよ

っていいながらLINEの画面を見ていたら、既読がついてソッコーで返事が返ってきた。

『ある!』

『いくらでも!』

それを見てた咲也はプッとふきだした。

「めちゃくちゃ、好きじゃん。今日デートできんじゃん?」

「まぁ…な…」

『放課後駅前カフェ』

返信すると同時に

『はい!』

でLINE終了。

咲也とはなにか最初から他人っぽい気がしなくて、めちゃくちゃ自然と何でも話せる。
境遇が似てるからなのかな?

「じゃ。邪魔者の俺は先帰るぞ。久々のOFFなのに、病院だけどな。」

そういって、ふっと笑った。
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