俺のことずっと好きでいろよ
3.揺るぎのない好き ~みのりside
「みのり、あんた毎日よくやるよね?」
放課後いつも校舎の屋上で双眼鏡をつかって野球部のグランドをチェックしている。
琉希くんには内緒だ。
けど、好きな人が野球やってるってわかってそれをチェックせずにいられるわけない。
入部当初はおそらく下積みやってたのか、グランドの中にいることはなかったけど、最近ちらほらでてくる日もある。
ユニフォーム姿も最高にカッコいい…。
「だって…毎日教室にいなくなっちゃったから…ロスに陥ってるから仕方ないし…」
「はぁ。恋する乙女って…」
ため息をつきながら屋上の影に腰を下ろしている。
麻里もときどきこうやってつきあってくれるのだ。
まぁ今カレシいないからだろうけど…。
「それより上田くんはどうしたの?ちゃんと断った?」
「うん。きっぱりね。」
この間の日直のときに上田くんに告られた。
びっくりだ。人生初の告白!
けど、琉希くん以外の人に目がいくわけがないわたしはきっぱりとその場で断った。
なのに、「保留にしといて!」っていいながら去ってくもんだから、追いかけてみたけど、いなくって琉希くんとの待ち合わせに遅れてしまったわけだ。
けど、その後、上田くんをちゃんと放課後呼んで、きっぱりともう一度断ったら、
「わかったよ。」
って言いながら納得してくれたんだった。
放課後いつも校舎の屋上で双眼鏡をつかって野球部のグランドをチェックしている。
琉希くんには内緒だ。
けど、好きな人が野球やってるってわかってそれをチェックせずにいられるわけない。
入部当初はおそらく下積みやってたのか、グランドの中にいることはなかったけど、最近ちらほらでてくる日もある。
ユニフォーム姿も最高にカッコいい…。
「だって…毎日教室にいなくなっちゃったから…ロスに陥ってるから仕方ないし…」
「はぁ。恋する乙女って…」
ため息をつきながら屋上の影に腰を下ろしている。
麻里もときどきこうやってつきあってくれるのだ。
まぁ今カレシいないからだろうけど…。
「それより上田くんはどうしたの?ちゃんと断った?」
「うん。きっぱりね。」
この間の日直のときに上田くんに告られた。
びっくりだ。人生初の告白!
けど、琉希くん以外の人に目がいくわけがないわたしはきっぱりとその場で断った。
なのに、「保留にしといて!」っていいながら去ってくもんだから、追いかけてみたけど、いなくって琉希くんとの待ち合わせに遅れてしまったわけだ。
けど、その後、上田くんをちゃんと放課後呼んで、きっぱりともう一度断ったら、
「わかったよ。」
って言いながら納得してくれたんだった。