俺のことずっと好きでいろよ
「へぇ。こんなとこあるんだな。いいじゃん。なんか。もしかして…」
「ん?」
「この川ってずっと下ったら俺の家に着くかも。」
「ほんと?」
「だな。絶対。」
しばらく歩いてたら、少年たちが野球遊びをやってた。たぶん学童チームの子たちだ。
「うわ。楽しそう。」
琉希くんが笑顔で見てる。
やっぱり。ほんとに野球が好きなんだ。
最初に学校で野球やってる子たちを見たときからすごく思ったこと。
琉希くんは野球から離れられない人だ…。
わたしとおんなじ…。
野球が好きなんだ。
わたしは自分は野球のセンスがなくって小学校でやめたけど、センスあったら絶対続けてたし、その分、弟の晴斗を支えようって決めていままでやってきてる。
おかげで晴斗は中学では有名な投手として成長しつつある。
「ほら、アイツ…。いい球ほるよな。将来絶対、有名になるぞ。」
「そうなんだ?」
「キレある球ほるし、フォームがバラバラで未完成な分、のびしろのかたまりだよ。まぁアイツが必死でこれから先やればの話だけどな。」
すごい…
「あのさぁ。」
琉希くんはちょっと改まった口調で言うとわたしを見た。
「うん?」
「俺、キャッチャーやることになりそうだわ。」
「え?ほんと?」
「おう。」
「ん?」
「この川ってずっと下ったら俺の家に着くかも。」
「ほんと?」
「だな。絶対。」
しばらく歩いてたら、少年たちが野球遊びをやってた。たぶん学童チームの子たちだ。
「うわ。楽しそう。」
琉希くんが笑顔で見てる。
やっぱり。ほんとに野球が好きなんだ。
最初に学校で野球やってる子たちを見たときからすごく思ったこと。
琉希くんは野球から離れられない人だ…。
わたしとおんなじ…。
野球が好きなんだ。
わたしは自分は野球のセンスがなくって小学校でやめたけど、センスあったら絶対続けてたし、その分、弟の晴斗を支えようって決めていままでやってきてる。
おかげで晴斗は中学では有名な投手として成長しつつある。
「ほら、アイツ…。いい球ほるよな。将来絶対、有名になるぞ。」
「そうなんだ?」
「キレある球ほるし、フォームがバラバラで未完成な分、のびしろのかたまりだよ。まぁアイツが必死でこれから先やればの話だけどな。」
すごい…
「あのさぁ。」
琉希くんはちょっと改まった口調で言うとわたしを見た。
「うん?」
「俺、キャッチャーやることになりそうだわ。」
「え?ほんと?」
「おう。」