俺のことずっと好きでいろよ
「けど…おまえもだろ?野球…好きだろ?」

「うん。好きだけど、自分はヘタクソだったし…今まで晴斗のサポート頑張ってたんだけどね。晴斗ももう春になったら高校になるからわたしは…」

「好きな男のサポートしたいって?」

「え?」

下向いてまた真っ赤になるみのり。

「いいじゃん?俺専属になれよ。」

「え?」

顔を上げたみのりはやっぱりかわいい…。

「俺、不思議だけど、おまえにはいくら練習見られたって恥ずかしいとか思わねーみたいだし。」

「え?」

「なんで?なんでみのりなの?」

それで、みのりの顔にぐっと顔を寄せた。

「だから…ずっと俺のサポートしろよ。絶対、他のやつんとこ…行くなよ。」

「うん。行かない。」

その答えが迷いなくってホッとしてる俺がいる…。

みのりは絶対裏切らないって信じよう…
コイツが俺裏切るなんてこと…ないよな?

なあ…みのり…。

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