俺のことずっと好きでいろよ
5.恋の進展 ~みのりside
「よっしゃー。琉希ナイス!」
秋大を一緒に見に来た麻里と仲上くん。2人は夏休みの終わりごろからついにつきあいはじめた。
「うわ。すっごいじゃん。今宮くん。セカンド送球はやっ!」
相手の盗塁を1回裏でズバリ矢のような送球で刺した琉希くんの肩に会場からどよめきが起こった。
「誰?」
「あんなのいた?」
かっこいい~。
わたしはその送球を見て、もうほれぼれ…
目がハートになってるにちがいない。
この夏休みにいろいろあって、進展したのやらしてないのやらよくわからないけど、とにかく、フリでも付き合ってることになったので、それだけでもわたしは十分…。
「ねぇみのり。あんたやっぱ見る目あんじゃん?」
「え?ん…そういう問題じゃないよ。」
「?」
「琉希くんだったら何やっててもいいんだよ。たまたま野球やってる人だっただけで。」
「あーそうだよね。みのりは。そうそう。わかってる。」
麻里がわたしの肩をポンポンたたいた。
そのあと、もう相手は盗塁できなくなったみたいで、全くしてこなくなった。
さらに5回にワンアウト満塁で適時打をライトに流して先制点を叩き出した。
秋大を一緒に見に来た麻里と仲上くん。2人は夏休みの終わりごろからついにつきあいはじめた。
「うわ。すっごいじゃん。今宮くん。セカンド送球はやっ!」
相手の盗塁を1回裏でズバリ矢のような送球で刺した琉希くんの肩に会場からどよめきが起こった。
「誰?」
「あんなのいた?」
かっこいい~。
わたしはその送球を見て、もうほれぼれ…
目がハートになってるにちがいない。
この夏休みにいろいろあって、進展したのやらしてないのやらよくわからないけど、とにかく、フリでも付き合ってることになったので、それだけでもわたしは十分…。
「ねぇみのり。あんたやっぱ見る目あんじゃん?」
「え?ん…そういう問題じゃないよ。」
「?」
「琉希くんだったら何やっててもいいんだよ。たまたま野球やってる人だっただけで。」
「あーそうだよね。みのりは。そうそう。わかってる。」
麻里がわたしの肩をポンポンたたいた。
そのあと、もう相手は盗塁できなくなったみたいで、全くしてこなくなった。
さらに5回にワンアウト満塁で適時打をライトに流して先制点を叩き出した。