俺のことずっと好きでいろよ
それで、おかずは全部わたしのほうのを食べる琉希くん。
当然それだけじゃ足りないから自分のお弁当もほとんどたいらげて、わたしは琉希くんの残りを食べた。
琉希くんのもおいしい。お母さん料理うまいんだ…。
「あいつらに絶対教科書弁償させるから、新しいの買ったら領収書とっとけよ。」
「うん。そのつもりだよ。わたしも。」
「ぷはっ…」
突然琉希くんが笑った。
「それにしてもおまえ、結構強い女だな。」
「え?」
「慎太郎に呼ばれて急いできたら、教室の真ん中で啖呵切ってるんだもんよ。びっくりしたわ。」
「けど頭にきちゃって…。」
教科書ズタボロはほんとにムカついた。
堪忍袋の緒が切れたというやつだ。
「ま、それくらい強い女じゃねーと俺のカノジョなんてやってけないから、ちょーどいいよ。」
「カノジョ?」
そんなこと言ったらまた…恥ずかしくって嬉しくって赤くなるわたし。
「じゃねーの?」
「そーなの?」
「フリだけどな。」
「うん…」
んでちょっと落胆して…しゅんってなった。
そう…フリ…なんだ…
当然それだけじゃ足りないから自分のお弁当もほとんどたいらげて、わたしは琉希くんの残りを食べた。
琉希くんのもおいしい。お母さん料理うまいんだ…。
「あいつらに絶対教科書弁償させるから、新しいの買ったら領収書とっとけよ。」
「うん。そのつもりだよ。わたしも。」
「ぷはっ…」
突然琉希くんが笑った。
「それにしてもおまえ、結構強い女だな。」
「え?」
「慎太郎に呼ばれて急いできたら、教室の真ん中で啖呵切ってるんだもんよ。びっくりしたわ。」
「けど頭にきちゃって…。」
教科書ズタボロはほんとにムカついた。
堪忍袋の緒が切れたというやつだ。
「ま、それくらい強い女じゃねーと俺のカノジョなんてやってけないから、ちょーどいいよ。」
「カノジョ?」
そんなこと言ったらまた…恥ずかしくって嬉しくって赤くなるわたし。
「じゃねーの?」
「そーなの?」
「フリだけどな。」
「うん…」
んでちょっと落胆して…しゅんってなった。
そう…フリ…なんだ…