Favorite Love~本命は一番近くにいた~
ホテルからちょっと脇道へそれたところにコンビニがあって、そこで、ペットボトル3本と軽食を買ってコンビニを出た時だった。

ホテル前の大通りが脇道のコンビニの前から見えるのだが、そこを結菜がちょうど通っているとこだった。

え?
オトコ?

結菜と歩いてるのは男だ。
同年代くらいに見える男。

仕事の関係者?ってわけでもなさそうだ。
その男はスーツじゃないし、思いっきりラフな私服だし、
それに親しそうに見える。

焦って俺は、見えないように隠れて、結菜の後ろをついていった。

いや、これ尾行じゃねーぞ。
断じてないし。
俺もホテル帰るだけだし…。

そしたらなんでか、2人そろってホテルに入っていく。

え?

そしてそのまま、ホテルのエレベーターに2人で乗り込むじゃぁないか…?

何?
どういうことだ?
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