Favorite Love~本命は一番近くにいた~
おいしいごはんで満腹になった俺たちはホテルをでようと、1Fまで降りた。
結菜は自分のコートをクロークに預けていたので、とりにいったとこだった。

俺は、フロントの横のソファに腰掛けて待っていたけど、結菜がなかなかこない。

何してんだろ?
トイレか?

おそいなー。
と思ってたんだけど…。

そのうち結菜がコートを持って、足早に俺のとなりまでやってきた。

「理輝。行こ。」

めちゃくちゃ焦った表情。

「ど、どうしたんだよ?」

「うん。何でもない。はやくいこ。」

で、手をひっぱるもんだからそのまま俺はひっぱられて結菜とホテルを出た。

「何だったの?」

「う…ん…えっと…」

言いにくそうにしてる。
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