Favorite Love~本命は一番近くにいた~
仕方なく開ける。
『一度会えへんかな。』
その一言だけだった。
空けてしまった。
既読をつけてしまった。
何か返事しなきゃならない…。
『会えません。』
一言だけ入れて送信した。
はっきり言って、もう潤哉に会うのはコリゴリだった。
大学3年のときだった。
潤哉が同じサークルの後輩と浮気していたことがわかったのは。
わたしだってそのサークルに所属していたし、付き合っていることはみんな知っていたし、その後輩もわたしと普段からよく話していた子だったから、信じられなかった。
『一度会えへんかな。』
その一言だけだった。
空けてしまった。
既読をつけてしまった。
何か返事しなきゃならない…。
『会えません。』
一言だけ入れて送信した。
はっきり言って、もう潤哉に会うのはコリゴリだった。
大学3年のときだった。
潤哉が同じサークルの後輩と浮気していたことがわかったのは。
わたしだってそのサークルに所属していたし、付き合っていることはみんな知っていたし、その後輩もわたしと普段からよく話していた子だったから、信じられなかった。