あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
お互いの肌に唇や指が触れて…


祐誠さんに刺激を与えられた体は、これ以上ないくらいにゾクゾクして、どうしようもなく敏感になっていた。


「雫のこと、全部俺のものにしたい」


「あなただけのものに…なりたい…」


「ああ。君は誰にも渡さないし、誰にも指一本触れさせはしない」


祐誠さんはそう言って、私をさらに快感へと導いた。


そこから逃げるすべなんてないし、逃げたいなんて思わなかった。


ただ祐誠さんに身を任せ、私は何度も最高に甘くとろけるような世界に連れていかれた。


愛おしく、狂おしく、互いを求めるように…


私達はずっと離れられなくて、全てが終わっても体を絡め、抱きしめ合っていた。


何もまとわない姿のままで…


「雫…綺麗だよ。本当に…綺麗だ」


「恥ずかしいです。私…すごく…」


「乱れてたね。そういうとこ…好きだ」


「い、意地悪です。祐誠さん…」
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