あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
「き、気にしますよ。祐誠さんがそんな人達のパーティに呼ばれたとして、パートナーが私みたいな地味な女だったら…みんなびっくりしますよ」


「だったら…そんなパーティに呼ばれたら、雫にはドレスを用意しよう。この体にピッタリ合うセクシーなドレスを。そしたら、俺の周りの男はみんな君を見てしまう」


顔から火が出そうだった。


「そんなわけないです。誰も私のことなど気にしません。ド、ドレスに負けてしまいます」


「雫の体ならどんなドレスにも負けない。これから俺の彼女として、そういう場に君を連れていくのが楽しみだ。他の男がどんなに君を欲しがっても、絶対に誰にも渡さない。この顔も体も…この優しい心も…全部俺のもの」


真っ直ぐ私を見つめる瞳にクラクラしそうになる。


「わ、私…祐誠さんにそんな風に言ってもらえるほどいい女じゃないです。本当に…釣り合ってないですから」


「釣り合わないなんて思わなくていい。俺は普通の人間。たまたま会社の社長だったっていうだけ。それに見た目で言うなら、俺と君は…かなり『お似合い』だと思うけど?」
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