あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
「ありがとうございます。本当に助かります。では、失礼致します」
前田さんという秘書さんは、爽やかに店を出ていった。
「雫さん、あの人、イケメンな上に社長だなんてすごくないですか? しかも、あの超超有名な榊グループの! そんな人が『杏』に来てるなんて嘘みたいですね」
果穂ちゃん、興奮し過ぎ…
「た、確かに…榊グループは有名過ぎてすごいよね。百貨店、たまに行くよ」
「もちろん私も行きますよ~ちょっとこれは大事件ですよね。あんこさんにも報告しなきゃ」
って、今、仕事中。
果穂ちゃんはかなりミーハーだな。
だけど…
大企業の社長であんなに素敵だったら…
当然、結婚してるか彼女がいるだろう。
パートナーは、きっと、とびきり美人なんだろうな。
って、ダメダメ!
そんなつまらないこと考えてる場合じゃない。
仕事…しなきゃ。
前田さんという秘書さんは、爽やかに店を出ていった。
「雫さん、あの人、イケメンな上に社長だなんてすごくないですか? しかも、あの超超有名な榊グループの! そんな人が『杏』に来てるなんて嘘みたいですね」
果穂ちゃん、興奮し過ぎ…
「た、確かに…榊グループは有名過ぎてすごいよね。百貨店、たまに行くよ」
「もちろん私も行きますよ~ちょっとこれは大事件ですよね。あんこさんにも報告しなきゃ」
って、今、仕事中。
果穂ちゃんはかなりミーハーだな。
だけど…
大企業の社長であんなに素敵だったら…
当然、結婚してるか彼女がいるだろう。
パートナーは、きっと、とびきり美人なんだろうな。
って、ダメダメ!
そんなつまらないこと考えてる場合じゃない。
仕事…しなきゃ。