あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
亜美…
「僕の夢…もちろん諦めるつもりはなかったけど、確かにフラフラして中途半端になってたと思う。亜美に言われて、ちょっと目が覚めた」
「希良君…」
「でも、亜美は…僕を過大評価し過ぎなんだ。僕なんかに関わっても、どうしてあげることもできない。亜美のことは…大切な友達だと思ってる。お前なら必ず他にも幸せになる道がたくさんあるから。だから、自分の幸せ、ちゃんと考えて」
「私の幸せは希良君の彼女になることなのに…そんなこと言うのってひどいよ。本当に…ひどい!! 希良君のバカ!」
亜美は、走ってどこかにいってしまった。
心が…痛かった。
僕が雫さんに同じこと言われたら…きっとつらい。
絶対に…すぐに忘れることなんかできない。
それでも亜美にはちゃんと幸せになってもらいたい、ずっと一緒に勉強頑張ってきて、励まし合ったり支え合ったりできる友達だから。
その気持ちに嘘はないんだ。
「僕の夢…もちろん諦めるつもりはなかったけど、確かにフラフラして中途半端になってたと思う。亜美に言われて、ちょっと目が覚めた」
「希良君…」
「でも、亜美は…僕を過大評価し過ぎなんだ。僕なんかに関わっても、どうしてあげることもできない。亜美のことは…大切な友達だと思ってる。お前なら必ず他にも幸せになる道がたくさんあるから。だから、自分の幸せ、ちゃんと考えて」
「私の幸せは希良君の彼女になることなのに…そんなこと言うのってひどいよ。本当に…ひどい!! 希良君のバカ!」
亜美は、走ってどこかにいってしまった。
心が…痛かった。
僕が雫さんに同じこと言われたら…きっとつらい。
絶対に…すぐに忘れることなんかできない。
それでも亜美にはちゃんと幸せになってもらいたい、ずっと一緒に勉強頑張ってきて、励まし合ったり支え合ったりできる友達だから。
その気持ちに嘘はないんだ。