あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
「そうだよな。あんこさんにも守りたいものがあるよな。俺も最初、兄貴に声掛けてもらってずいぶん悩んだし。従業員のこともあるし、いろいろ考えたよ。でも、慧が行きたいって言ってくれて、ようやく俺も踏ん切りがついた。『東堂製粉所』を北海道でやるって。北海道に着いてきてくれる従業員もいてな、本当に感謝してるんだ」
「それは良かったね。社長が今まで頑張ってきたから、みんな信頼してくれてるんだよ。すごいじゃん、さすがだね」
本当に…よく頑張ってきたもんね。
従業員を大切にして、苦労もしてたその姿、私はずっと見てたよ。
「みんなのおかげだよ。親の俺が言うのもなんだけど、慧も本当によくやってくれてる。あと、榊社長にも本当にお世話になってる。これはあんこさんと雫ちゃんのおかげだな。百貨店での売り上げが良くて、本当に有難いよ。北海道に移転する費用も何とかなりそうだしな。みんなに頭が上がらないよ」
「それは良かったね。社長が今まで頑張ってきたから、みんな信頼してくれてるんだよ。すごいじゃん、さすがだね」
本当に…よく頑張ってきたもんね。
従業員を大切にして、苦労もしてたその姿、私はずっと見てたよ。
「みんなのおかげだよ。親の俺が言うのもなんだけど、慧も本当によくやってくれてる。あと、榊社長にも本当にお世話になってる。これはあんこさんと雫ちゃんのおかげだな。百貨店での売り上げが良くて、本当に有難いよ。北海道に移転する費用も何とかなりそうだしな。みんなに頭が上がらないよ」