あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
本格的なパン作りはしばらくできなかったけど、子育てがある程度落ち着き、正孝が小学校高学年になった時、祐誠さんが言ってくれた。
『雫のパンは本当に美味しいんだから、みんなにも食べさせてあげたら?』
趣味だけなんてもったいないと、祐誠さんが背中を押してくれたんだ。
私は、勇気を出して1歩踏み出してみようと思った。
資格も取り、自宅でパンを焼いて、月曜日と金曜日だけそれを販売することにした。
パンの販売なら家でもできるし、正孝のことも側で見ていられるだろうからと…2人でいろいろ話し合いながら進めた。
家の一部を改造して、新たにパン作り用のキッチンと販売スペースを作ってくれ、祐誠さんのおかげで、好きなことがちょっとした仕事になった。
近所の人が毎回買いに来てくれ、気づけば予約注文も入るようになり、人気のパン屋さんとして地方雑誌に掲載されるまでになった。
『雫のパンは本当に美味しいんだから、みんなにも食べさせてあげたら?』
趣味だけなんてもったいないと、祐誠さんが背中を押してくれたんだ。
私は、勇気を出して1歩踏み出してみようと思った。
資格も取り、自宅でパンを焼いて、月曜日と金曜日だけそれを販売することにした。
パンの販売なら家でもできるし、正孝のことも側で見ていられるだろうからと…2人でいろいろ話し合いながら進めた。
家の一部を改造して、新たにパン作り用のキッチンと販売スペースを作ってくれ、祐誠さんのおかげで、好きなことがちょっとした仕事になった。
近所の人が毎回買いに来てくれ、気づけば予約注文も入るようになり、人気のパン屋さんとして地方雑誌に掲載されるまでになった。