あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
『ありがとう。結構いろいろ大変だったけど、大学の時、雫さんが『杏』に行った時に頑張れって声掛けてくれたり、話せなくても雫さんの顔を見るだけで元気になれたから』
『希良君…』
『そりゃあ、雫さんにフラれてすぐの頃は、正直すごく落ち込んだけど、雫さんの可愛い笑顔に元気をもらって、笑って毎日を過ごすことができた。だから…感謝してる』
『感謝だなんて、私は何もしてあげられなかったから…』
『そんなことないよ。十分だよ。雫さんは『杏』を辞めちゃったけど、それでも何とか卒業まであなたとの思い出のおかげで乗り切れた。卒業したってメールだけして…それからは雫さんに連絡しないようにしてたんだ。先生として少しでも成長できたら、いつか電話しようと思ってた』
『嬉しいよ…本当に嬉しい。何だか泣けてくるよ。きっと…ものすごく頑張ったんだろうなってわかるし。本当に…偉いね…』
胸に感動が湧き上がり、頬に熱い涙が流れた。
『希良君…』
『そりゃあ、雫さんにフラれてすぐの頃は、正直すごく落ち込んだけど、雫さんの可愛い笑顔に元気をもらって、笑って毎日を過ごすことができた。だから…感謝してる』
『感謝だなんて、私は何もしてあげられなかったから…』
『そんなことないよ。十分だよ。雫さんは『杏』を辞めちゃったけど、それでも何とか卒業まであなたとの思い出のおかげで乗り切れた。卒業したってメールだけして…それからは雫さんに連絡しないようにしてたんだ。先生として少しでも成長できたら、いつか電話しようと思ってた』
『嬉しいよ…本当に嬉しい。何だか泣けてくるよ。きっと…ものすごく頑張ったんだろうなってわかるし。本当に…偉いね…』
胸に感動が湧き上がり、頬に熱い涙が流れた。