あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
広い大地で愛を語る
あんこさんから連絡をもらったのは、長野から帰って1ヶ月が経った頃だった。
たまに連絡は取っていたけど、突然の報告に驚いた。
あんこさん…
北海道に行ったって。
「祐誠さん。あんこさん、結婚するんだって!」
いつしか私達の中で、敬語での会話はなくなっていた。
「あんこさんが? この前ここに遊びに来てくれた時は何も言ってなかったな」
「うん、突然決まったみたい。北海道の東堂製粉所の社長さんのところに行って、向こうで『杏』をオープンさせるって」
「じゃあ、結婚相手は東堂社長?」
「そうなんだって。あんこさん、とうとう決断したんだ。ずっとずっと想い続けた大好きな人のところに行くって…」
大切な人が幸せになる、それはもう、ものすごく嬉しかった。
あんこさん、本当に良かった…
「東堂社長も喜んでるだろうな」
そうだよね、東堂社長が1番嬉しいよね。
たまに連絡は取っていたけど、突然の報告に驚いた。
あんこさん…
北海道に行ったって。
「祐誠さん。あんこさん、結婚するんだって!」
いつしか私達の中で、敬語での会話はなくなっていた。
「あんこさんが? この前ここに遊びに来てくれた時は何も言ってなかったな」
「うん、突然決まったみたい。北海道の東堂製粉所の社長さんのところに行って、向こうで『杏』をオープンさせるって」
「じゃあ、結婚相手は東堂社長?」
「そうなんだって。あんこさん、とうとう決断したんだ。ずっとずっと想い続けた大好きな人のところに行くって…」
大切な人が幸せになる、それはもう、ものすごく嬉しかった。
あんこさん、本当に良かった…
「東堂社長も喜んでるだろうな」
そうだよね、東堂社長が1番嬉しいよね。