あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
『雫…俺は君に恋をした』


『私も…あなたと恋に落ちたい』


夢の中での祐誠さんとの告白シーン。


目覚めたらすぐ隣にあなたがいて…


「どうした? 泣いてる? 怖い夢でもみた?」


「ううん、逆だよ。私…若い頃のあなたに告白される夢を見た。君に…恋をしたって…」


「じゃあ、それは正夢だな。俺は、歳を重ねたけど、それでも想いはあの頃と同じだから。今でも毎日、雫に恋してる」


「祐誠さん…私も一緒、あなたに恋してる」


ベッドの中で抱きしめられ、ギュッとする腕の強さにキュンとする。


私の大好きな祐誠さん。


この先、死ぬまで…


あなたと同じ道を、同じ歩幅で歩んでいきたい。


2人なら怖いものなんてないよ。


「好きだよ。世界中でただ1人、雫のことが」


私はまた…


あなたに告白された。


窓を開ければ、春の優しい日差しが入ってくる。


大好きなこの季節。


祐誠さん…


私はあなたに出会えて…


世界一幸せだよ。


私と恋に落ちてくれて、本当に…ありがとう。
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