あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
こんな私を今まで支え、守ってくれた人達。


そして、夫として祐誠さんがいつも側にいて励ましてくれたから…


だから私は子育ても仕事も全て頑張ってこられた。


私の人生は、幸せそのもの。


あの時出した答えは、間違いじゃなかった。


桜は…


あとしばらく、誇らしく咲き続ける。


たとえ全て散ってしまったとしても、必ず、毎年、毎年、見事な花を咲かせて、その美麗な姿を私達に見せてくれる。


「あっ…」


春の風が、桜の花びらをほんの少しだけ散らして…


私の前に…


『春の雪』みたいにフワッと舞った。


祐誠さんとの奇跡のような出会い。


あの時から私の人生は変わった。


大好きな大好きな祐誠さん。


これから先の大切な残りの人生も、2人で手を取り合ってどこまでも一緒に歩んでね。


目を閉じれば浮かぶ、私を大切に思ってくれたみんなの人生も、この先、最後の最後まで、春のひだまりみたいにポカポカした暖かい日々でありますように…


私は、ずっと祈ってるよ。


本当に…ありがとう。
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