あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
あなたが素敵過ぎて…
祐誠さんから『店長さんのおまかせ』でとリクエストがあった。


そう…


私は仕事を終えて、あの豪華なマンションに向かってる。


祐誠さんは了解を取らなくていいって言ったけど、私はあんこさんに全て話した。


やっぱりあんこさんには知っておいてもらわないと、仕事が終わってからのことだとしても、勝手にはできないなって思ったから。


そしたら、ものすごく喜んでくれて、祐誠さんのリクエストを聞くように言ってくれた。


温かいベーグルのホットサンドとあんパン。


あんこさん自慢のあんパンは、甘さ控えめで味は保証付き。


塩コショウでグリルした厚めのサーモンとレタス、オニオンのホットサンドも美味しそうだ。


体のことを気にする祐誠さんだけど、電話で言ってたんだ…


『雫と一緒にジムに行くから気にしなくていい。店長さんにも、何も気にせず美味しいパンをお願いしてくれ』って。


それをあんこさんに伝えたら、心を込めてパンを焼いてくれた。
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