あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
ライバルと自分~希良side~
「希良く~ん! 今夜の飲み会。希良君も行くよね?」
「悪い。今日はバイト」
ちょっとめんどくさそうに答えてしまった。
「え~! 希良君が行かないなら、亜美(あみ)もやめようかなぁ」
「いやいや、亜美。それはないんじゃない?」
「光平(こうへい)はうるさい! 私は希良君と話してるんだから~」
東英大学のキャンパス内。
気持ちの良い青空の下。
なのに、僕の心は…ちょっと曇ってる。
雫さんに会えると思って、時間をこじ開けて会いにいったのに…
『杏』にいた2人の男性、僕よりも遥かに大人でイケメンだった。
榊社長。
今まで見たこともないような美形で、スタイルも抜群。
しかも榊グループの社長って…
カフェで雫さんのこと『雫』って呼び捨てだった。
もう1人のイケメンは僕の知り合い。
東堂製粉所の東堂 慧さん。
あの人は、バイト先のスーパーでもかなり人気がある。
「悪い。今日はバイト」
ちょっとめんどくさそうに答えてしまった。
「え~! 希良君が行かないなら、亜美(あみ)もやめようかなぁ」
「いやいや、亜美。それはないんじゃない?」
「光平(こうへい)はうるさい! 私は希良君と話してるんだから~」
東英大学のキャンパス内。
気持ちの良い青空の下。
なのに、僕の心は…ちょっと曇ってる。
雫さんに会えると思って、時間をこじ開けて会いにいったのに…
『杏』にいた2人の男性、僕よりも遥かに大人でイケメンだった。
榊社長。
今まで見たこともないような美形で、スタイルも抜群。
しかも榊グループの社長って…
カフェで雫さんのこと『雫』って呼び捨てだった。
もう1人のイケメンは僕の知り合い。
東堂製粉所の東堂 慧さん。
あの人は、バイト先のスーパーでもかなり人気がある。