オレとカップ麵の運命


 そういえば……‼
 すっかり忘れていた‼
 オレのカップ麵‼

 オレは慌てて自分の部屋に戻った。

 そしてカップ麵のふたを開けたら……。

 あちゃ~。

 麵はすでにのび切っていたし、麵がつゆを吸い取りきっていて、麵はブヨブヨでコツコツになってしまっていた。
 オレはブヨブヨでコツコツになってしまった麵をほぐしながら、すっかりイメージが変わってしまった麵を口に運んだ。

 すっかりイメージが変わってしまった麵を食べながらオレは思った。
 今日の麵のままでは、どうもスッキリしないな。
 そうだ、また明日の昼も同じカップ麵を食べよう、と。



end


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