二次元に恋するアラサー女子、ついに夢主になるっ!これは夢ですか、現実ですか?!
それにしてもアズールったら、今は隊服を脱いだラフな格好だ。
アズールのプライベート。
これはオタク女子として、美味しいシチュエーション……ああ、かっこいい、鼻血出そう。
失礼ながらもその姿をジロジロと見ていると、反省を終えたアズールが私の手を取る。
「それにしてもいい度胸だ。で、どうした?何かあったか?」
アズールは私をソファーにエスコートすると、今日は対面ではなく隣に座った。
ドキッと高鳴る心臓。
部屋の明かりはおぼろげで、ランプがゆらゆらと揺れている。隣にはシャツを緩く着ただけの無防備なイケメン。
私は思わず鼻を押えた。
「ナコ、どうした?」
「いや、気にしないで。ちょっと鼻血が出そうになっただけ」
「え?大丈夫か?」
慌てて横を向いて呼吸を整える。
落ち着いて、落ち着くのよ、私。
「見せてみろ」
ぐっと肩を引かれてアズールの方を向かされる。アズールの綺麗で長い指が私の頬に触れた。
アズールの吐息が聞こえそうなほどに近く、私は緊張で息が止まりそうだ。
アズールのプライベート。
これはオタク女子として、美味しいシチュエーション……ああ、かっこいい、鼻血出そう。
失礼ながらもその姿をジロジロと見ていると、反省を終えたアズールが私の手を取る。
「それにしてもいい度胸だ。で、どうした?何かあったか?」
アズールは私をソファーにエスコートすると、今日は対面ではなく隣に座った。
ドキッと高鳴る心臓。
部屋の明かりはおぼろげで、ランプがゆらゆらと揺れている。隣にはシャツを緩く着ただけの無防備なイケメン。
私は思わず鼻を押えた。
「ナコ、どうした?」
「いや、気にしないで。ちょっと鼻血が出そうになっただけ」
「え?大丈夫か?」
慌てて横を向いて呼吸を整える。
落ち着いて、落ち着くのよ、私。
「見せてみろ」
ぐっと肩を引かれてアズールの方を向かされる。アズールの綺麗で長い指が私の頬に触れた。
アズールの吐息が聞こえそうなほどに近く、私は緊張で息が止まりそうだ。