言ノ花の森
零れて溺れて足掻いて
なにも手がつかなくなって
宵闇の中沈んでゆく
迷い進んだ時の森
出口は遠ざかり逃げていく
誰かのせいにするしか
自分を守る術は知らなかった
ねえいつかまた、
陽に包まれることを許されるのなら
今度はきっとうまくやってみせるから
だからお願い――その手をとらせてくれないか
ひとりはこわくて息詰まるんだ
だから今度はきっと――ふたりで
ふたりでいこう
宵闇の中沈んでゆく
迷い進んだ時の森
出口は遠ざかり逃げていく
誰かのせいにするしか
自分を守る術は知らなかった
ねえいつかまた、
陽に包まれることを許されるのなら
今度はきっとうまくやってみせるから
だからお願い――その手をとらせてくれないか
ひとりはこわくて息詰まるんだ
だから今度はきっと――ふたりで
ふたりでいこう