こっちを見て
ギィィィ


屋上の扉が開いたと思うと
ちょっと焦っている様子の女の子が
入ってきた


「美桜!!」

美桜「日和!!」


日和と呼ばれたその女の子は
美桜ちゃんに駆け寄ると
キィっと僕たちを睨みつけた


日和「美桜に近づかないで!」

美桜「日和!誤解だよ!!
この人は私を助けてくれたの!」

日和「え!そうなの?ごめんなさい
私てっきり、美桜を傷付けたのかと
思って…」

楓『大丈夫だよ
日和ちゃんって言うの?
僕は…』

日和「あ、自己紹介は良いです
もう知ってるんで、じゃあこれで」


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