こっちを見て
日和「え!?」


突然の出来事で
しっかり者の日和でも
言葉が出ない様子だった


「楓その子お願い」


そう言ったと思うと
日和を抱えた子はいなくなった


『僕達も行こっか!』


そう言われたと思った瞬間
びっくりするような速さで走り出した


手を握られてるもんだから
私も走らざるおえない状況だった



楓と呼ばれた
私の手を引く男の子は
男の子にしてはちょっと小さくて
可愛い顔をした足の速い子



日和「美桜!!!」

美桜「あ、日和」


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