宝もの ~恋の時間~
見た感じ、年齢は私と同じ高校生くらいで静かでクールな感じ。

カフェへ向かっている間は何も会話がなかった。

きっと、私がカレを警戒しているせいだろう。
これでいいんだ。 カレが勝手に誘ってきただけだし。

そんなことを考えながら、カフェに到着。


「いらっしゃ・・・、あっ! 翔也(ショウヤ)くん」

この店員さん、この人の事知ってるんだ。

「こんにちわ、美園(ミソノ)さん。 2人ね」

この美園という店員さんの案内で席に到着。

向かい合って席についた私とカレ。

「メニューが決まり次第お呼びください」

そういうと、店員美園は私の方をチラッと見た。
すごくその美園という店員の視線がきつかった。

「今日はいきなり誘ってごめん。 俺、翔也」

「あたしはくるみです」

結局、カレと私はあの店員の事を気にせず自己紹介をはじめた。

「実は、くるみチャンにお願いあります」

うん!? お願い??

「お願いって何ですか??」

「今日1日オレの彼女ふりして一緒にいてください」

はぃ・・!? 彼女のふり??
えっ・・・、どうゆうこと?

「彼女のふりってどうゆことですか?」

「実は、今俺ストーカーにあっててあの店員もその1人」

翔也さんって、ナルシストなのかなぁ~
自分でストーカーにあってる言ってるしなぁ~
考えちゃうなぁ~
でも、悪い人ではなさそうだし





< 2 / 7 >

この作品をシェア

pagetop