雲居の神子たち
雲居
ここは、雲居(くもい)。
大海に浮かぶ小さな島国の片隅。
中央の政治からは離れた地。
しかし、雲居は古の地として一目置かれている。
雲居の中心にある深山(みやま)には神々が集うとされ、
強く吹く風が邪気を払い、
晴れることのない雲はこの地を守っていると言われている。
深山を守るように
中の國、
東の國、
西の國、
海を挟んで島の國、
南側には山の國、
5つの國が雲居を形成する。
深山は中の國に存在する神聖な山で、大巫女様と神官たちによって神事が執り行われる。
大巫女様は唯一神様の言葉を聞くことのできる方で、数人の上級神官以外お顔を見た者はいない。
どんな飢饉の時にも雲居だけは食べ物に恵まれ、戦に巻き込まれることもない。
いつも何かに守られてきた地。
大海に浮かぶ小さな島国の片隅。
中央の政治からは離れた地。
しかし、雲居は古の地として一目置かれている。
雲居の中心にある深山(みやま)には神々が集うとされ、
強く吹く風が邪気を払い、
晴れることのない雲はこの地を守っていると言われている。
深山を守るように
中の國、
東の國、
西の國、
海を挟んで島の國、
南側には山の國、
5つの國が雲居を形成する。
深山は中の國に存在する神聖な山で、大巫女様と神官たちによって神事が執り行われる。
大巫女様は唯一神様の言葉を聞くことのできる方で、数人の上級神官以外お顔を見た者はいない。
どんな飢饉の時にも雲居だけは食べ物に恵まれ、戦に巻き込まれることもない。
いつも何かに守られてきた地。