江藤くんはループしがち
周りのみんなから気持ち悪がられたり、困ったりされるのが嫌でずっと隠してきた恋心。


江藤君はもう隠すことをやめるのだろう。


「そっか。頑張ってね」


そう言ったとき、ちょうどバスが到着した。


「あぁ。本当にありがとうな!」


江藤君はバスが発進するまで、ずっと手を振ってくれていたのだった。
< 53 / 121 >

この作品をシェア

pagetop