クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
店内には、桃華とキャップを被ってエプロンをした店員の男性がレジにひとり立っているだけだ。
優しい音楽が流され、贅沢な空間で選べる贅沢な時間。
とはいっても、外には沢山のお客さんが列をなしている。
出来れば、ブログに載せる許可も取りたいのだ。
迷いに迷った結果、食パンとフランスパンの他には、自家製バジルと生ハムを使ったパニーニとチョコとオレンジピールを練り込んだ菓子パンを選んだ。
「お願いします」レジにトレーを置き声を掛けた。
「ありがとうございます」
トレーを受け取った男性店員の声は凄く落ち着いたバリトンボイス。近くにくるとかなり身長が高く、声が上から聞こえた。
どんな人が作っているのだろう?と思わず店員の顔を見た。
ここに来て初めて店員の顔をしっかり捕らえ絶句する。
「ふ、ふ、ふ……」思わず両手で口を抑え言葉を飲み込む。
男性店員の方も、女性客の不思議な声に思わず顔を見た。
「君は……」
お互い視線を合わせたまま固まってしまった……。
優しい音楽が流され、贅沢な空間で選べる贅沢な時間。
とはいっても、外には沢山のお客さんが列をなしている。
出来れば、ブログに載せる許可も取りたいのだ。
迷いに迷った結果、食パンとフランスパンの他には、自家製バジルと生ハムを使ったパニーニとチョコとオレンジピールを練り込んだ菓子パンを選んだ。
「お願いします」レジにトレーを置き声を掛けた。
「ありがとうございます」
トレーを受け取った男性店員の声は凄く落ち着いたバリトンボイス。近くにくるとかなり身長が高く、声が上から聞こえた。
どんな人が作っているのだろう?と思わず店員の顔を見た。
ここに来て初めて店員の顔をしっかり捕らえ絶句する。
「ふ、ふ、ふ……」思わず両手で口を抑え言葉を飲み込む。
男性店員の方も、女性客の不思議な声に思わず顔を見た。
「君は……」
お互い視線を合わせたまま固まってしまった……。