クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
「おお。モモちゃんこんにちは」
白髪でシャキッとした痩身のオーナーは、年齢よりかなり若く見える。
「こんにちは。今日は突然すみません」
「モモちゃんならいつでも歓迎だよ」
「ありがとうございます」
「で?何かあったのか?」
「はい…」
桃華は今回の催事と困っている事態を説明した。
「それは大変だな…」オーナーも難しい顔をする。
「それで…」言いにくそうな桃華。
「モモちゃんがそんな事態でうちに来るって事は、何か目星があってきたんだろう?」オーナーには何でもお見通しだ。
「はい。無理を承知で…数年前にお店の50周年で作られた焼き菓子セットとカヌレを作っていただけませんか?」
基本はベーカリーショップなのだが、オーナーが菓子も作る事から少しだが洋菓子も置いている。だが、今回は定番商品ではダメなのだ。
桃華は、数年前に記念に作られた数量限定の焼き菓子とカヌレの味が忘れられない。
今回の限定品の話から、すぐに浮かんだのがこのお店ね商品だった。
白髪でシャキッとした痩身のオーナーは、年齢よりかなり若く見える。
「こんにちは。今日は突然すみません」
「モモちゃんならいつでも歓迎だよ」
「ありがとうございます」
「で?何かあったのか?」
「はい…」
桃華は今回の催事と困っている事態を説明した。
「それは大変だな…」オーナーも難しい顔をする。
「それで…」言いにくそうな桃華。
「モモちゃんがそんな事態でうちに来るって事は、何か目星があってきたんだろう?」オーナーには何でもお見通しだ。
「はい。無理を承知で…数年前にお店の50周年で作られた焼き菓子セットとカヌレを作っていただけませんか?」
基本はベーカリーショップなのだが、オーナーが菓子も作る事から少しだが洋菓子も置いている。だが、今回は定番商品ではダメなのだ。
桃華は、数年前に記念に作られた数量限定の焼き菓子とカヌレの味が忘れられない。
今回の限定品の話から、すぐに浮かんだのがこのお店ね商品だった。