クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
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週明けの出勤。
いつもなら、土日に大好きなパンに囲まれ癒され、大好きなお菓子の事を考えながら出勤する月曜日は桃華にとって何よりも楽しい時間だ。
が、今日は朝からテンションが上がらない。
昨日のパンは、今まで沢山食べて来たパンの中でも間違いなくナンバーワンだった。ブロガーモモとしては、この美味しさを伝えたい。
もちろん、写真も撮った。けれど、許可は取れていない。
そして、憂鬱であっても会社を休むわけにはいかない。
だが、いつ副社長と対峙する事になるのか不安だ。
色々な思いを胸に、駅から会社に向かって歩いていた。
「桃華~」
後ろから呼ばれ振り返ると同期の絵理香が走ってくる。
「絵理香おはよう」
「おはよう。って、桃華テンション低くない?」
「まあ、色々あって……」
「いつも元気な桃華が珍しい」
絵理香は、秘書課勤務のスラッと背が高い美人さんだ。
いつもなら、土日に大好きなパンに囲まれ癒され、大好きなお菓子の事を考えながら出勤する月曜日は桃華にとって何よりも楽しい時間だ。
が、今日は朝からテンションが上がらない。
昨日のパンは、今まで沢山食べて来たパンの中でも間違いなくナンバーワンだった。ブロガーモモとしては、この美味しさを伝えたい。
もちろん、写真も撮った。けれど、許可は取れていない。
そして、憂鬱であっても会社を休むわけにはいかない。
だが、いつ副社長と対峙する事になるのか不安だ。
色々な思いを胸に、駅から会社に向かって歩いていた。
「桃華~」
後ろから呼ばれ振り返ると同期の絵理香が走ってくる。
「絵理香おはよう」
「おはよう。って、桃華テンション低くない?」
「まあ、色々あって……」
「いつも元気な桃華が珍しい」
絵理香は、秘書課勤務のスラッと背が高い美人さんだ。