クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
商品企画部の扉を開けて、
「おはようございます」と元気に入った桃華だったが、先に来ていた部署の人達が一斉に桃華を振り返った。
そして、部長が慌てて桃華の所に飛んで来た。
「モモちゃん、すぐに副社長室に行ってくれ」
部長は、五十歳を過ぎた普段は温厚な男性なのだが、今日は酷く慌てている。入社当時から桃華の事をモモちゃんと呼び可愛がってもらっている。
「ふ、副社長室⁉️」
朝からいきなりの呼び出しに桃華も驚く。
「ああ、副社長から直々に内線が入って、相川さんが出社したら来るようにと言っていた」
「……」
「モモちゃん大丈夫かい?」
「はあ。驚いてます。副社長室って、最上階でしたっけ?」
気が動転している桃華は、知ってはいるが確認してしまう。
「ああ」
「では、ちょっと行ってきます」
「気をつけてな」
何に気をつけるのか不明だが、部長も初めての事態に驚いていたのだった。
「おはようございます」と元気に入った桃華だったが、先に来ていた部署の人達が一斉に桃華を振り返った。
そして、部長が慌てて桃華の所に飛んで来た。
「モモちゃん、すぐに副社長室に行ってくれ」
部長は、五十歳を過ぎた普段は温厚な男性なのだが、今日は酷く慌てている。入社当時から桃華の事をモモちゃんと呼び可愛がってもらっている。
「ふ、副社長室⁉️」
朝からいきなりの呼び出しに桃華も驚く。
「ああ、副社長から直々に内線が入って、相川さんが出社したら来るようにと言っていた」
「……」
「モモちゃん大丈夫かい?」
「はあ。驚いてます。副社長室って、最上階でしたっけ?」
気が動転している桃華は、知ってはいるが確認してしまう。
「ああ」
「では、ちょっと行ってきます」
「気をつけてな」
何に気をつけるのか不明だが、部長も初めての事態に驚いていたのだった。