クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
クールな副社長の本性
精神的に疲れた勤務が終わり、もちろん残業する事なく仕事を終えた。
もうこのまま帰って眠りたい……。
桃華の気持ちとは裏腹に、スマホには副社長からのメールが入っている。
『仕事が終わったら地下駐車場に来てくれ』
それを目にしギョッとする。
残業がない会社のため、定時後のエレベーターは朝よりも混んでいる。そんな中、地下までエレベーターに乗るのは、車通勤の役職者くらいだ。
急いでメールを返した。
『地下駐車場には目立つので行けません』
すぐに返事が返ってきた。
『わかった。駅とは反対にあるコンビニに来てくれ』
『わかりました』断る選択肢はなさそうなので、向かうしかない。
会社を出て、駅に向かう人達とは反対に歩きだした桃華は思う。誰にも見られませんようにと……。
もうこのまま帰って眠りたい……。
桃華の気持ちとは裏腹に、スマホには副社長からのメールが入っている。
『仕事が終わったら地下駐車場に来てくれ』
それを目にしギョッとする。
残業がない会社のため、定時後のエレベーターは朝よりも混んでいる。そんな中、地下までエレベーターに乗るのは、車通勤の役職者くらいだ。
急いでメールを返した。
『地下駐車場には目立つので行けません』
すぐに返事が返ってきた。
『わかった。駅とは反対にあるコンビニに来てくれ』
『わかりました』断る選択肢はなさそうなので、向かうしかない。
会社を出て、駅に向かう人達とは反対に歩きだした桃華は思う。誰にも見られませんようにと……。