クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
部長がデスクにいて、周りに人がいない時を狙って声を掛けた。
「部長。少しだけお時間いいですか?」
「ん?どうした?モモちゃんが僕に話って珍しいね。会議室に行こうか?」
桃華の様子からここでは話せない内容だと気づいてくれたようだ。
ふたりは、会議室に向かった。
会議室の広い空間にふたり。落ち着かないが、早速桃華は最近の出来事を部長に話した。部長は、相づちを打つだけで口は挟まず最後まで聞いてくれた。
「状況はわかった。物が無くなる事もだが、本当にメモを外したのなら、イタズラでは済まされない。モモちゃんにケガなどはないんだね?」
「はい」
「で?心当たりはあるのかな?」
「全くないわけではないんですが……」
「どう言う事だ?」
「はい。副社長室に行ってから、最上階のフロアの受付の人達に、度々絡まれるようになりまして……」
「ああ。アイツらか……」
普段温厚な部長からも呆れた声が漏れる。
「証拠はないんです。彼女達がうちの階に来ていたら目立ちますし……」
「確かに……。副社長に相談しようか」
「それはちょっと……」
「部長。少しだけお時間いいですか?」
「ん?どうした?モモちゃんが僕に話って珍しいね。会議室に行こうか?」
桃華の様子からここでは話せない内容だと気づいてくれたようだ。
ふたりは、会議室に向かった。
会議室の広い空間にふたり。落ち着かないが、早速桃華は最近の出来事を部長に話した。部長は、相づちを打つだけで口は挟まず最後まで聞いてくれた。
「状況はわかった。物が無くなる事もだが、本当にメモを外したのなら、イタズラでは済まされない。モモちゃんにケガなどはないんだね?」
「はい」
「で?心当たりはあるのかな?」
「全くないわけではないんですが……」
「どう言う事だ?」
「はい。副社長室に行ってから、最上階のフロアの受付の人達に、度々絡まれるようになりまして……」
「ああ。アイツらか……」
普段温厚な部長からも呆れた声が漏れる。
「証拠はないんです。彼女達がうちの階に来ていたら目立ちますし……」
「確かに……。副社長に相談しようか」
「それはちょっと……」