クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
「桃華も原田百貨店は知ってるだろう?」
「もちろんです。大阪、京都、神戸と関西だけでも三店舗ありますし、うちの高級な洋菓子部門では、各地の原田百貨店にテナントで出店させてもらってますから。今、コラボ企画も進行中ですよね」
「ああ。その原田百貨店の社長ご夫婦だ」
「ええっ~」
「しかも社長はもちろん奥さんの方も、経済界にも顔がきく凄い人なんだよ。けど奥さんは、ひとの好き嫌いがハッキリしていて、口をききたい人達は必死なんだ。あんなに気さくに話す奥さんは貴重なんだよ。うちの親父は昔から仲が良いから普通に話をするが、他では見たことない」
「そうなんですか⁉️私、馴れ馴れしかったですかね」
「いや、いいんじゃないか?それだけ好かれているってことだよ」
「ご近所に住んでると仰ってたので、豪邸にお住まいなんだなとは思ったんですが……まさかそんな凄い人だったなんて」
「桃華はそのままでいいんだよ」
「そうでしょうか??」
「奥さんは、そのままの桃華を気に入ってくれてるんだから」
桃華はどこに行っても好かれる。
「もちろんです。大阪、京都、神戸と関西だけでも三店舗ありますし、うちの高級な洋菓子部門では、各地の原田百貨店にテナントで出店させてもらってますから。今、コラボ企画も進行中ですよね」
「ああ。その原田百貨店の社長ご夫婦だ」
「ええっ~」
「しかも社長はもちろん奥さんの方も、経済界にも顔がきく凄い人なんだよ。けど奥さんは、ひとの好き嫌いがハッキリしていて、口をききたい人達は必死なんだ。あんなに気さくに話す奥さんは貴重なんだよ。うちの親父は昔から仲が良いから普通に話をするが、他では見たことない」
「そうなんですか⁉️私、馴れ馴れしかったですかね」
「いや、いいんじゃないか?それだけ好かれているってことだよ」
「ご近所に住んでると仰ってたので、豪邸にお住まいなんだなとは思ったんですが……まさかそんな凄い人だったなんて」
「桃華はそのままでいいんだよ」
「そうでしょうか??」
「奥さんは、そのままの桃華を気に入ってくれてるんだから」
桃華はどこに行っても好かれる。