クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
その後も、入れ替わり立ち替わりお客様が来店する。
いつもより多くのパンを焼いた樹だったが、それでも並んでくれた人達全員に購入していただくことは出来なかった。
けれど先週までとは比べ物にならない。
午後3時、全てのパンが売り切れ最後のお客様を見送る。
「ありがとうございました」
扉のプレートをCLOSEにした。まだ並んでいたお客様には申し訳なく思うが、それ程までに人気の樹のショップが誇らしい。
裏の片付けをしていた樹も店に入ってきた。
「桃華お疲れ様」
「お疲れ様です」
「疲れただろう?しかも、昼食をとれる時間がなかったな。申し訳ない」
「大丈夫です。大好きなパンに囲まれて幸せです」
「来週からは、オープン前に一緒にランチにしよう。今日は、サンドイッチを作ったから裏で食べよう」
「はい!」
「門を閉めてくるから先に裏に行っててくれ」
「わかりました」
裏に行くと作業台の上には、野菜をたっぷり挟んだ美味しそうなベーグルサンドとクロワッサンのサンドがお皿の上に乗せられていた。
樹が戻ってきて幸せなランチを堪能する。
いつもより多くのパンを焼いた樹だったが、それでも並んでくれた人達全員に購入していただくことは出来なかった。
けれど先週までとは比べ物にならない。
午後3時、全てのパンが売り切れ最後のお客様を見送る。
「ありがとうございました」
扉のプレートをCLOSEにした。まだ並んでいたお客様には申し訳なく思うが、それ程までに人気の樹のショップが誇らしい。
裏の片付けをしていた樹も店に入ってきた。
「桃華お疲れ様」
「お疲れ様です」
「疲れただろう?しかも、昼食をとれる時間がなかったな。申し訳ない」
「大丈夫です。大好きなパンに囲まれて幸せです」
「来週からは、オープン前に一緒にランチにしよう。今日は、サンドイッチを作ったから裏で食べよう」
「はい!」
「門を閉めてくるから先に裏に行っててくれ」
「わかりました」
裏に行くと作業台の上には、野菜をたっぷり挟んだ美味しそうなベーグルサンドとクロワッサンのサンドがお皿の上に乗せられていた。
樹が戻ってきて幸せなランチを堪能する。