クールな副社長の秘密~偶然知ったら溺愛されて妻になりました~
「樹さん、美味しすぎます!」
「それは良かった。疲れただろ?」
「凄く楽しかったです。お客様の喜ぶ顔が見れて、私まで幸せをもらいました」
初日で疲れているはずなのに全く感じさせない桃華に、樹は胸が熱くなる。
「桃華のお陰で今までより沢山のお客様に購入してもらえた。本当にありがとう」
「そんな、お礼を言われる程の事は……」
「そうだ。さっき親父に確認したら家にいるらしい。片付けが終わったら親父に会ってもらえないか?」
「ええっ」
突然の事に驚く。樹の父親と言えば『ミキタニ』の社長様だ。
「ダメか?」樹は不安気な顔を見せる。
「ダメというか、私がお会いしてもいいのでしょうか?」
「桃華じゃなかったら会わせることはないよ。何度も言ってるが、すぐにでも結婚したい気持ちは本気だよ」
「…」
激甘な樹に言葉も出ない。顔が真っ赤になるのを感じる。
「ホントに桃華は可愛いなぁ」
対処の仕方がわからない桃華は、残りのランチを食べることに集中した。
「それは良かった。疲れただろ?」
「凄く楽しかったです。お客様の喜ぶ顔が見れて、私まで幸せをもらいました」
初日で疲れているはずなのに全く感じさせない桃華に、樹は胸が熱くなる。
「桃華のお陰で今までより沢山のお客様に購入してもらえた。本当にありがとう」
「そんな、お礼を言われる程の事は……」
「そうだ。さっき親父に確認したら家にいるらしい。片付けが終わったら親父に会ってもらえないか?」
「ええっ」
突然の事に驚く。樹の父親と言えば『ミキタニ』の社長様だ。
「ダメか?」樹は不安気な顔を見せる。
「ダメというか、私がお会いしてもいいのでしょうか?」
「桃華じゃなかったら会わせることはないよ。何度も言ってるが、すぐにでも結婚したい気持ちは本気だよ」
「…」
激甘な樹に言葉も出ない。顔が真っ赤になるのを感じる。
「ホントに桃華は可愛いなぁ」
対処の仕方がわからない桃華は、残りのランチを食べることに集中した。